今、娘は6歳。2人の兄を含む大家族で、毎日賑やかに楽しく過ごしています。誕生直後は、こんな穏やかな生活を送れるようになるとは考えてもみませんでした。
娘は我が家の待望の姫として、産声を上げました。娘の元気な産声は、それだけで私に最高の喜びをもたらしてくれました。それが一転、翌日には主治医より「心疾患があり、ダウン症の可能性も否定できない」と告げられました。
幸いにも2人の兄が通っていた幼稚園は、障害児を積極的に受け入れていましたし、娘の入園に関しても前向きに検討してくださいました。しかし保育園や、市の児童発達支援施設への通所など他の選択肢もあり、就学までの貴重な時間を娘がどこで過ごすのが最良なのか、悩みに悩みました。
「お宅のお子さんは◯◯だから△△が一番!」と、専門家から言われることを期待していましたが、今になって思えば、娘のことを一番に理解していたのは紛れもなく母親の私だったはずです。最終的には、児童発達支援施設を経て幼稚園へ、という道を選びました。
幼稚園では、何事もスローペースではありますが、全ての課題・行事に、他の園児と同様に参加させてくださいます。先生やお友達の温かい眼差しの中で、着実に成長している娘を見ていると「この環境で本当に良かった」と心から思います。そして、ある先生から言われた言葉を改めて思い出します。
「親が考えて選んだ道に、間違いはないから」



