ダウン症は外見に特徴があることが多いので、生まれてすぐに気づかれる場合が殆どです。その後、染色体検査の結果を見て、親が医師から報告を受けます。
昭和〜平成初期辺りまでは、今と比べれば社会全体が未熟で、明らかに差別的な説明や発言をする医療関係者も少なくなかったようです。
スマイル21初期メンバーが生まれたのは平成半ば頃で、あからさまな差別発言や悲観論は減っていましたが、最初に医師から渡された日本ダウン症協会のパンフレットには、こんなキャッチフレーズが載っていました。
「この子とともに 強く 明るく」
で、さっき、日本ダウン症協会のホームページを見てみたら、
「End The Stereotypes 思いこみを想いなおそう」
になってました。
ダウン症の人の家族だからといって、自動的に自分の思いこみを自覚し、バージョンアップできるとは限りません。
ダウン症の人自身にも、それぞれにその時代特有の思いこみはあるでしょう。
しかしあれから15年、それなりに世の中は動いているみたいです。
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日本ダウン症協会 |